ローファットダイエットで健康的に痩せよう!PFCバランスの設定方法とメリットを解説

ローファットの基礎

皆様は「ローファットダイエット」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?このブログでもメインテーマとして取り上げて行くローファットダイエットですが、糖質制限ダイエットやケトジェニックダイエットと比べると、聞きなれない言葉かもしれません。この記事では、ローファットダイエットの概要、ローファットダイエットがおすすめな理由とどのような人に向いているのかについて解説していきます。


ローファットダイエットとは?

ローファットダイエット(law fat diet)を直訳すると「低脂肪食」という意味になります。簡単にいうと、ローファットダイエットは三大栄養素(タンパク質、脂質、炭水化物)の中でも過剰摂取によりカロリーオーバーに繋がりやすい脂質を意識して減らしていくダイエットになります。当ブログでは、極端に脂質を制限するのではなく、あくまでも厚生労働省の推奨するPFCバランス(厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2020)」より)に基づいて、摂りすぎていた脂質を適正量に抑えて痩せるダイエット方法をローファット(脂質制限)ダイエットと定義させていただきます。脂質も必要な栄養素なので、なるべく質の良い脂質を適正量摂取する必要があります。

栄養素推奨範囲
タンパク質 (P)13% – 20%
脂質 (F)20% – 30%
炭水化物 (C)50% – 65%

※PFCバランス:三大栄養素である、P…タンパク質(protein)、F…脂質(fat)、C…炭水化物(carbohydrates)の摂取バランスのこと。厚労省は総摂取カロリーに占める割合をタンパク質13〜20%(50~64歳は14%、65歳以上は15%)、脂質20〜30%、炭水化物50〜65%を推奨している。

ローファット(脂質制限)ダイエットをおすすめする理由

 ローファットダイエットでは、ちょっとの工夫次第でカロリーを大幅にカットすることができ、カットしたカロリー分を炭水化物やタンパク質から補うことで満足感を得ることができるという点からおすすめです。

ダイエットの大原則としてはこの記事でも触れたように、消費カロリー>摂取カロリーを守らなければ絶対に痩せることはできません。また、人がエネルギー源とする三大栄養素にはタンパク質、脂質、糖質の3種類があります。(ちなみにアルコールにも1gあたり7kcalあります)

三大栄養素のそれぞれの1gあたりのカロリーはタンパク質1gあたり4kcal、糖質1gあたり 4kcal、脂質はなんとタンパク質、糖質の倍以上の1gあたり9kcalとなります。つまり、油大さじ1杯は約100kcalとなり、ご飯2/3杯分にあたります。このように脂質のカロリーをみくびってはいけません!調理などで油を使用したり、サラダにドレッシングをかけたりしているうちにあっという間に大さじ1杯なんて超えてしまいますよね?現代の食生活は脂質を摂り過ぎてしまう傾向にあるので、意識して減らしていく必要があります。

調理に油を敷かずに調理することでもう少しご飯の量を増やすことができますし、油を摂取するよりも満足感を得ることができますよね!(たくさん食べることができてお得!!!)

以上のように、脂質が三大栄養素の中で一番高カロリーであり普段摂り過ぎている分を減らすだけで簡単にカロリーを減らすことができるという点から当ブログではローファットダイエットをお勧めしています。個人的にローファットダイエットをおすすめする一番の理由は、食いしん坊でお米などの炭水化物が大好き!だからです(笑)

ローファット(脂質制限)ダイエットはこんな人におすすめ!

  • 普段油っこい食べ物をとりすぎている自覚がある人
    調理油を使用しない、ドレッシングをノンオイルに変える、揚げ物はノンフライヤーでするなどのちょっとした工夫で、成果につながりやすいです。
  • とにかく量をたくさん食べたい人
    糖質制限ダイエットなど「食べる量」をとにかく減らしてきて、満足感が得られずにリバウンドをしてしまった経験がある人などは、脂質を減らすことで「ダイエット中なのにこんなに食べてもいいの!?」と驚かれるかもしれません。脂質を減らすことで満足感のある主食をたくさん食べることができ、過食の防止につながります。
  • 和食や和菓子が好きな人
    和食や和菓子には脂質が少ないものが多いため、ローファットダイエット中にはもってこいのメニューになります。

まとめ

今回の記事では、ローファットダイエットについて詳しくご紹介しました。ローファットダイエットは、糖質制限ダイエットやケトジェニックダイエットとは異なるアプローチで、低脂肪の食材を中心に摂ることを目指すダイエット方法です。ダイエットは個人の体質や目標に合わせて取り組むものですので、ぜひ自分に合った方法を見つけて、健康的な生活を送りましょう!

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